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育児休暇取得率に見る男性の育児、男性が育児休暇を取るメリットが一目瞭然!育児の在り方について

2022/08/12
 
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日本人男性の育児休暇取得はどのくらいだと思いますか?
最新の厚生労働省の調査結果に基づく男性の育児休暇取得率は12.6%程度(令和2年)です。
これが多いか少ないか、ちなみに女性は81.6%です。

これは他のOECD加盟国(厚生労働省の調査結果)に比べると、一概には言えませんが、お世辞にも高いとは言えません。
イギリスやドイツなど20%弱の国もあれば、北欧諸国は80%近い国もあります。
国の制度が異なるので、単純な比較はできませんが、日本の男性は10人に1人くらいしか育児休暇を取得しないのです。

私は幸いにも育児休暇を取得することができました。
第一子のときは1カ月、第二子の時は2週間ほど取得しました。
これは勤め先の協力があってのことだと思います。
そうなんです、日本の男性はきっと私と同じように「職場のおかげ」つまり「職場に負担を強いている」と感じて育児休暇を取得しているのです。
その結果が前述の男性の育児休暇取得率につながっています。
この記事では、育児休暇に対する男性の考え方に対して、男性が育児休暇を取るメリットをお伝えします。

ikuji

育児休暇に対する男性の考え方と実態

厚生労働省の調査結果によると、男性が育児休職を取得しなかった理由の主なものは次の3点です。
・会社の制度が整備されていなかったため
・職場が取得しづらい雰囲気だったため
・収入を減らしたくなかったため

これらの3つは独立しているようで、実は複合的に見れば1つの要因に集約されます。
それは、日本の社会が男性の収入に依存する家計体系であるということです。

仮に、世帯収入が女性パートナーの収入に依存する家庭だったしましょう。
家計を維持するためには、女性が早期に復職する必要がありますので、自ずと男性が育児休暇を取得せざるを得なくなります。
女性は体調が回復し復職可能になったら1カ月もしないうちに復職です。
一方、男性は子供を保育所にあずけるとしても半年から1年程度の休暇を取得する必要が出てきます。
その際、会社の制度が整備されなければ、その男性は有給休暇を取得するか、休職するか、極端な場合は退職を迫られるでしょう。
また、職場が取得しづらい雰囲気で合ったとしても、背に腹は代えられないので、その男性は休暇を取得するでしょう。

つまり、たまたま男性が世帯収入の根幹であるために女性が育児休暇を取得しているだけなのです。
男性は「制度が」、「周囲の雰囲気が」と周りのせいにしているだけです。
女性は「家計が」と収入の低さのせいにしているだけです。
どちらが育児休暇を取るのかという議論はナンセンスで、自分たち夫婦の収入バランスによって決まっているだけなのです。

極端な話、家計に余裕のある裕福な家庭では、育児休暇をどちらが取るかは自由に選択できます。
また、どちらも取るという選択も可能です。
それを条件にしてしまうと、貧困の問題になってしまうので、ここでは別の切り口で考えを進めます。
女性が育児休暇を取っている場合でも、男性が育児休暇を取るメリットとは何か。

男性が育児休暇を取るメリット

前述の通り、夫婦の収入格差によりどうしても収入の低い方が育児を主に担わざるを得ない場合でも、男性が育児休暇を取るメリットがあります。

・出産やその後の育児に必要な手続きを分担できる
子供が生まれると、子供の出征に関わる各種行政の手続きや、パートナーの休暇に伴う厚生関係の手続きが多くあります。
その手続きを、男性が担うことで、産後の女性の負担が相当に軽減されます。

・女性の産後のケアをしてあげられる
産後の女性は、相当に体力を消費しています。
赤ちゃんの様子を24時間見守り、昼夜を問わず授乳をするなど、その負担は膨大です。
男性が家事や身の回りの世話を一手に引き受けるだけで、女性は安心して赤ちゃんの世話に専念できます。

・昼夜の赤ちゃんのケアを分担することで持続可能な育児ができる
参院を退院後、赤ちゃんのお守りは24時間続きます。
その負担を夫婦で分担することで、お互い睡眠をとることができ、より一層継続的にお守りが可能になります。
また、赤ちゃんのお守りの大変さを男性が体感することで、女性と同じ目線で子育てをする土台が育まれます。

一時的な収入の減少があったとしても、夫婦そろって産後初期の育児をすることで、長期的な視点では夫婦の絆が深まり、よりよい家庭の成熟が望めるのです
私の家でも、短いながら、夫婦そろって育児休暇を取得することで、子育ての大変さを分かち合うことができています。
そのため、育児に関して何か問題があっても同じ目線で意見が言える環境になっています。

まとめ

以上、おすすめの育児の在り方についてでした。

まとめ
・どちらが育児休暇を取るのかという議論はナンセンス、自分たち夫婦の収入バランスによって決まっているだけ
・それでも男性が育児休暇を取るメリットは、長期的な視点では夫婦の絆が深まり、よりよい家庭の成熟が望めること


この他にも目からウロコの育児方法を紹介しているので、是非参考になさってください。
興味のある方はぜひ参考になさってください。

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