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インデックス投信の残高Top10から見る、資産形成トレンドの変化、資産運用の必然性

2022/07/25
 
tousi
この記事を書いている人 - WRITER -

預貯金の利率が実質0のような時代が続いています。
バブル崩壊前は、預貯金利率が高く、貯金さえしていれば資産が増えるような状況でした。
そのころの悪しき習慣が、令和の現在にも日本人の深層心理に根強く残っています。
みなさんも、根拠もなく「資産は現金貯金」、「投資はリスクがあるので危険」といった感覚を持っていませんか?
むしろ、その感覚こそ危険です。

データを見れば一目瞭然です。
貯金をしていても、年利0.0数%では1億円の貯金があっても数万円の利息にしかなりません。
むしろ、円安になれば世界的にみてその貯金は、恐ろしいことに1割も2割も目減りしてしまいます。
一方、適切な投資をしていれば、年利数%で1億円を運用して入れは実施数百万円の資産が増えます。
いわゆるFIREですね。

この記事は、決してFIREを目指そうというわけではありません。
私も含め、一般的な労働者に単位の資産など無いですからね。
ここでお伝えしたいのは、そんな私たちだからこそ、大切な資産を着実に増やしていく必要があるということです。
資産は現金貯金と考えられている方、投資はリスクがあるので危険と誤認されている方、必見です。

私は、確定拠出年金とつみたてNISAで資産運用しています。
どちらもインデックス商品を中心に積み立てていますが、着実に利益が出ています。(おすすめのインデックス投信に関する記事
そんな、インデックス商品のトレンドを分かりやすく紹介します。

sisan

■インデックス投信のトレンド

インデックス(指標)に連動するように、投資のプロであるファンドが選んだ銘柄を複数組み合わせた商品です。
有名な指標として、日経平均株価(東証第一部上場銘柄のうち225銘柄)やS&P500(アメリカの代表的な企業500銘柄)など。
これらのインデックス投信の純資産残高はこの一年間でおよそ30%も増加しています。
また、年々、インデックス型(いわゆるコツコツ増やす商品)の割合は年々増加し25%程度まで成長しています。
一方で、アクティブ型(積極運用型、いわゆるハイリスクハイリターン商品)の割合は下がり、投資のトレンドが変わってきています。

つまり、全体が増加トレンドであり、インデックス型が増えているということは、世の中の人々がコツコツ増やす投資を始めているのです。

5月時点で19.8兆円と、過去1年間で約4.5兆円を積み増した。
投信全体に占めるシェアは25%に迫っている。
~中略~
アクティブ型(積極運用型)は依然として大半を占めるが、1年前に8割以上あったシェアは76%程度まで下がった。

出典:日経電子版インデックス投信に関する記事(図1)


■インデックス投信純資産残高Top10

これらのデータを見ていると、S&P500関連の商品品が多いことがうかがえます。
前述の通り、S&P500はアメリカの代表的な企業500銘柄の指標であり、長期的に見て右肩上がりの成長をしています。
実施年利6%程度で推移しているという見方をされていることもあります。
これは、アメリカという国柄が影響しており、スタートアップに適した経済環境により資金が流入してくるためです。
企業が生まれ成長しやすい整った土壌が継続的に利益の出るインデックス投信を後押ししているのです。

以上の通り、S&P500は過去の値動きを見ても確実な右肩上がりの指標です。
リーマンショックやコロナショックを経ても回復を見せるので、大変レジリエンスな動きをします。
つまり、S&P500関連のインデックス投信は、資産を増やすという点で大変合理的な投資先と言えます。

伸びが著しいインデックス型ファンドを5月末時点の残高順にランキング
~中略~
上位10本のうち6本が積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)の対象だった。
1~3位はいずれもつみたてNISA対象で、米国株式指数に連動を目指すファンド。この3本だけで残高は2兆円を超える。
~中略~
日経平均株価など国内株式の指数に連動を目指すファンドはランキング圏外だった。
次点の11位に「インデックスファンド225」、12位に「日経225ノーロードオープン」が並んだ。
国内資産でランクインしたのは、5位の「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」のみ。

出典:日経電子版インデックス投信に関する記事(図2)


■おすすめの投資手法

私は確定拠出年金とつみたてNISAでS&P500関連のインデックス商品に投資しています。
確定拠出年金の積み立ては10年程度ですが、開始以降の総利回りは10%を超えます。

勤め先に確定拠出年金制度が無い方はiDeCoを活用するとよいでしょう。
iDeCoは確定拠出年金に比べて多くの金額を出資できますので、より大きな税控除の恩恵を受けることができます。
私も、投資のハードルは高いと思っていましたが、一度始めてしまえばほったらかしで資産が増えていきます。
金融機関の預貯金に預けているのと変わらない感覚で、資産が増えるのです。

むしろ、円安が進んでしまうと、円建ての預貯金の価値は下がってしまいます。
何もしなければ資産は減らないという考えは大変危険です。


以上、おすすめのインデックス投信のトレンドから見た資産運用についてでした。

まとめ
・世の中は貯金から投資へ動いている(コツコツ型のインデックス投信に資産が流入している)
・インデックス投信の中でもS&P500関連の商品がトレンド

インデックス投信はプロが選んだインデックスに連動する商品です。
私のような素人が付け焼刃の知識で選ぶよりもはるかに安全な投資先と言えます。
また、単一の銘柄ではないので分散投資になっており、より安全性が高い商品とも言えます。

興味のある方は、是非参考になさってください。

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